「本格」は面倒という固定概念を覆す一冊
すごいレシピ本を見つけてしまいました。

本格ってことはみたこともないようなスパイス使うのでは??玉ねぎめちゃくちゃ炒めさせられたり何時間も煮込んだりめんどくさそう!!!!!!!
という固定概念を見事に覆す一冊です。本当に「だいたい1ステップか2ステップ!なのに本格インドカレー」でした。
こちらに掲載されている「世界一簡単なチキンカレー」が本当に簡単で美味しくて感動したので、このレシピ本のすばらしい点を、レシピがバレない程度に紹介していきたいと思います。
このレシピ本のここが最高(チキンカレー編)
チキンカレーに使う材料は鶏もも肉、玉ねぎ、トマトとスーパーでいつでも手に入る食材だけです。
スパイスは、本の冒頭で紹介されているミックススパイス(これまたどこでも手に入る4種類のスパイスを、ある配合で作りおきしておきます)と、ガラムマサラのみ。
ミックススパイスをあらかじめ作っておくことで、カレーを作るたびにこれが大さじ1、これが小さじ2…なんてはかる手間がなくなります。
にんにく・しょうがもすりおろしのときはチューブで十分です!なんて書いてあってハードルをがっつり下げてくれます。ありがたい。

計量は、キッチンスケールの上にフライパンをのせ、そのままどんどん材料を入れるだけ。

先ほどのフライパンをそのままコンロにどんっとのせ、中火でお肉の色が変わるまで炒め、水とトマトを加えたら、蓋をして弱火で10分煮ます。
玉ねぎが飴色になるまで炒めたり、クミンをパチパチ音がするまで炒めたり、インドカレーによくあるめんどくさい工程は一切ありません。

炒める・煮るの2ステップで本当に美味しいカレーが完成しました。ガラムマサラが効いているのか、あとをひく辛さです。計量・調理で30分もかかりませんでした。
この短時間でこんなに本格的なインドカレーができるなんて革命的です。
私は他にもインドカレーのレシピ本を持っているのですが、そちらに掲載されているチキンカレーのレシピは1時間弱かかったので、もっと早くこの本に出会いたかったなと思いました。
ほかにもここが推せる
レシピ本としての使いやすさ
レシピがページを跨がず1ページで完結しているため、調理しながらページをめくる必要がありません。
レンチンレシピも掲載
電子レンジだけで作れるカレーやビリヤニのレシピが掲載されています。
カレーは丼の上で計量して混ぜてラップして5〜10分(レシピによります)チンするだけと、驚異の簡単さです。
こんな人におすすめ
- インドカレー初心者の方
- めんどくさがりだけど本格派で美味しいカレーをおうちで作りたい方
- おうちで美味しいインドカレーを食べたい方
