2020年よかった映画をざっくり振り返る

今年観た141本の中からよかった映画を振り返ってみます。
ネタバレなし、新作・旧作混ぜこぜです。

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ドラマ

スウィング・キッズ(2018年・韓国)
捕虜収容所で結成されたタップダンスチームを描いた戦争映画。主人公のギスがしだいにタップダンスの魅力に取り憑かれていく描写がすばらしかった。紅一点の女の子が唐田えりかさんにクリソツでクソ可愛い。

あの日々の話(2018年・日本)
大学のサークルの二次会のカラオケボックスの一夜を描いたへんな映画。大学生のイキリ具合がリアルでクソしょうもないんだけどまぶしくて不思議だった。

未成年(2019年・韓国)
親同士が不倫してる女子高生二人が主役の映画。ドロドロかと思って観はじめたらエモエモな青春映画だった。百合の気配も感じ取った。もう超よかったです。不倫してるお父さんが徹底的に滑稽に描かれてるのもいい。

グリーン・ブック(2018年・アメリカ)
黒人のピアニストと白人の運転手のツアーを描いたロードムービー。差別の描写が悲しくてずたずたになったり二人がだんだん仲良くなる様子が微笑ましかったり、2時間にいろんな要素がぎゅっと詰まっててとっても素敵な映画だった。ラストシーンが最高オブ最高。

パラサイト 半地下の家族(2019年・韓国)
全員無職の半地下で貧しい暮らしをする家族が身分を詐称して富裕層の家庭に寄生していく様子を描いた映画。日本で公開される前から超楽しみにしてたけど期待を優に越えた面白さでポン・ジュノマジすっげえ。おそれいりました。◯◯は時計回りでね。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年・アメリカ)
陰キャの女子中学生が自分を変えるためにSNSを使ったり陽キャのパーティーに出たりいろいろ頑張る映画。陰キャの描写がうますぎて泡吹いて倒れたけど最後パパがヒロインにかけた言葉がよすぎて陰キャだった学生時代の私の魂が成仏した。観てよかった。

ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド(2019年・アメリカ)
内容は濃くはないしゆったりしてるんだけどキャラ造形が抜群に面白いので最初から最後までずっと楽しい。事前知識をあたまに入れてから観た方がいいと聞いたのでフィルマガのこの記事読んでから観たら正解だった。
https://filmaga.filmarks.com/articles/2956/

ホラー

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年・アメリカ)
人間関係がギスギスしてて最高。特にヒロインの彼氏のクズ具合が絶妙でよろしい。映像も音も終始不穏でずっとザワザワした。ザワザワエンタメの最高峰。個人的にはラストはスカッとした。

ハッピー・デス・デイ(2017年・アメリカ)
誕生日に何者かに殺されたビッチな大学生が、目が覚めたらまた誕生日で殺され、そのループから抜け出すために犯人を探すループもの。ヒロインがビッチなのでいろんな人間の恨みを買ってて犯人をなかなか特定できないのウケた。とにかくヒロインの性格がいい。続編も面白かった。

サスペンス・アクション

アシュラ(2016年・韓国)
刑事と検事と市長がバトる映画なんですけど見事に全員クズでかなり見応えあった。刑事が威嚇のためにガラスのコップをバリバリ食べるシーンとか頭おかしくてこわすぎて笑っちゃった。韓国のこっち系の映画これだからやめられないわ。

悪人伝(2018年・韓国)
極悪組長と暴力刑事が無差別殺人鬼を捕まえるために手を組む話。史上最高のマ・ドンソク。初登場のサンドバッグのシーンから心を掴まれまくり。ラストの展開がめちゃくちゃかっこいいし超スカッとした。

エクストリーム・ジョブ(2018年・韓国)
麻薬班が張り込みのカモフラージュのためにチキン屋をはじめたら思いの外繁盛してしまう話。だんだんチキン屋としての誇りを持ちはじめる刑事たちがバカかわいい。ゲラゲラ笑える映画。

アニメ

劇場版 SHIROBAKO(2020年・日本)
テレビシリーズから4年後の武蔵野アニメーションが思ってたのと違っててびっくりしたけど、かつての仲間たちがまた集まっていいモノをつくるために奮闘する姿は何も変わっていなくて胸熱でした。コロナでいろいろ塞いでた時期にギリギリ滑り込みで映画館で観て、また明日から頑張ろうっていう気持ちにさせてくれた、元気をもらえた一本。

冴えない彼女の育てかた Fine(2019年・日本)
今までいちばん付き合いたい二次元女子は七咲ちゃんだったんですけど劇場版の加藤恵ちゃんがかわいすぎていまは加藤恵ちゃんと付き合いたい。安易なすれ違いでこじれたりするんじゃなくて報・連・相はちゃんとしてるんだけど納得できなくてうまくいかなくなっちゃう脚本がよくて唸った。高校生のくせに高度な恋愛しやがるぜ。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年・日本)
戦闘シーンがくっそかっこよくてそれだけで映画館にいく価値があった。煉獄さんの勇姿についてはさんざん語られてますがわたしは善逸の活躍シーンのかっこよさと登場の少なさに泣いた。あと伊之助の最後のセリフが大好き。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年・日本)
複数人のオタクからテレビシリーズだけ観てこれ観ないなんて意味ないよ!って言われて観に行ったけどマジでそうだった。テレビシリーズで出てきた名場面を思い出させてくれるようなところもたびたびあって嬉しかったな。映像の美しさが相変わらずエグい。

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この記事を書いた人

映画とお酒が大好きです。大雑把です。

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